おはようございます、あさひ鍼灸院の有馬です。
今日は天皇誕生日ということで祝日休業です。
お休みの日なのになぜか4時半に目が覚めてしまいました(^_^;
先日、お客様と話をしていたときに考えたことを少し書いてみたいと思います。
それはお墓参りにいったという話しでした。
自分の所のお墓や周りのお墓を見ると、「昔は40代、50代で亡くなっている人ばかりだったよ。」
ということでした。
今は平均寿命が80代を超えてきましたので、周りにも年配の方がたくさんいます。
私の両親も70代です。
これって少し前までは超長生きですよね。
ちょっとネットで調べてみると
明治30年ぐらいは43歳。
大正から昭和に変わる頃45歳。
昭和22年頃に50歳代へ。
江戸以前になると、色々な数値が有りよくわかりませんでした。
江戸時代は中期に20代を超えてきたと書いてあるページもあれば、30代だったというページもあったりで。
しっかり調べているであろう明治でも今の半分。
昔は乳幼児の死亡がかなり多かったため、平均寿命は短いそうです。
大人は何歳ぐらいまで生きていたのでしょう?
私の祖父。一人は50代で亡くなっています。
往診先のおじいちゃんのお父さんも50代。お母さんは60代。
80代は昔はあまり見かけなかったともいっていました。
お墓を見ると、40代や50代で亡くなっている人が多いというお客様の言葉。
実際にそのぐらいで亡くなる人も多かったのでしょう。
そういう時代を鍼灸は2~3000年生き残ってきたんですね。
長い期間生き残ったということは、それだけの効果があったはずです。
今は、鍼灸は痛みの治療と思われていることも多いため60代以上の方が多いです。
若い方は経験したこともなければ、見たことも聞いたこともない。
でも、鍼灸が生き残ってきた時代は
今でいう若くして亡くなる時代。
ということは鍼灸が長年効果を出してきた世代は、今の鍼灸をしらない世代。
もっと若い人に鍼灸を勧めてみたいと思った年末でした。