私の取得した免許は
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師
- きゅう師
の3つです。それぞれの仕事は国家試験に合格し免許をとらないといけません。
この免許がなければやってはいけないことになります。
では”免許”とは何でしょうか?
ウィキペディアをみると免許とは一般に禁止・制限されている行為を行政機関が特定の人に対して許すこととなっています。
つまり普通はやってはいけないことをある特定の範囲でやっても良いのです。
例えば車の免許。最近はオートマなので中学生が運転したというニュースを聞くことがあります。
しかし、運転する技術があっても免許がなければ運転してはいけません。
免許をとったことがあり運転ができても、取り消されたらやってはいけません。
はりの場合は、普通の人がはりをさすと大変です。人の体に傷をつけるのですから傷害事件です。
それがたとえ治療目的であっても。
私達、はり師の免許を持っているものはそれが許されているのです。
はりを刺すことはできますが、手術はできません。医師ではありませんから。
同じことがきゅうにもいえます。きゅうの場合は火傷させるおそれがあります。
マッサージも同じです。力の入れ具合で骨折につながることもあります。筋肉を傷つけることもあります。
危険性もあり、専門性もある。そのため免許が必要となっています。
あなたの通っている治療院はきちんと免許を持っている人がやっていますか?
一度確認してみてください。
ちなみに、国家試験に合格して免許を持っている人は治療院を開くときに保健所に開設届をださなければなりませんので、保健所でも確認できます。
P.S. 私が他に持っているのは運転免許ぐらいです。でも大型特殊ももってるんですよ!限定付きで農耕車に限るとつきますが^^;