生涯でがんにかかる確率は男性58%、女性43.1%
国立がん研究センター2016年6月29日発表
2012年1年間に新たにがんと診断された患者は推計約86万5000人で前年より+1万4000人。
新規の患者数は男性が50万4000人、女性が36万1000人。
最多更新。高齢化の進行が原因。
部位別
男性:胃(9万1006人)、大腸(7万7365人)、肺(7万6913人)、前立腺(7万3145人)、肝臓(2万8623人)の順。 前年と比べ前立腺癌の増加がストップ、大腸癌が増えて順位の入れ替わり。
女性:乳房(7万3997人)、大腸(5万7210人)、胃(4万1153人)、肺(3万6134人),子宮(2万5218人)、の順。
高齢化の影響を取り除くと、人口10万人当たりの患者は365.6人。 前年よりマイナス0.2人。
同センターは新たに胃がんや肝癌になる患者が減ったことなどが背景にあるとみている。