昨日の朝、子供を保育園に行かせる準備をしながらNHKを見ていました。
あさイチです。
昨日の特集は不妊治療だったようです。
体外受精に対する助成金が42歳までと制限されるようになります(2016年度より)
その線引きについて、実際に治療中の方にインタビューする形でした。
不妊治療に関しては、医学の進歩とともに体外受精や顕微授精などの方法が確立しています。
そのため、その治療さえすれば赤ちゃんが授かると勘違いしている人が多いようです。
ところがそうではありません。
年齢がすすむとだんだんと妊娠率は下がっていきます。
たとえ先ほどあげた高度生殖医療であってもです。
卵子と精子がであい、受精卵になる。
ここまでは人が手助けできます。
ところが、お母さんのお腹の中で育つ。
この部分は、お母さんとなる人の体次第です。
子宮に着床し、育っていくか。
この部分が、年齢が増すほどうまくいかなくなるのです。
不妊治療を受けた女性が出産できる確率は39歳で10.2%、42歳で3.7%、45歳で0.6%。
まずはこの事実をより若い女性の方に知っていただきたいと思います。
そのことが一番大事かなと。
不妊に対して鍼灸もお手伝いすることができます。
昔読んだ論文に、鍼灸治療をしていると子宮内膜が厚くなるというものもありました。
不妊で悩んでいる方は、鍼灸の活用も考えの中に入れていただければ幸いです。