今ある症状は何が原因でしょう?思い当たることはありますか?
もしそれが、体の構造的変化(形や作りがかわってしまう)によるものだと完治は難しいでしょう。
反対に構造的な変化がなければ、完治するかもしれません。

膝の痛い方で、軟骨が磨り減っていたり骨棘ができている場合は前者です。
症状が改善し、時には治ったように感じても、無理をしたり時間の経過とともに同じような症状がでてきたり、だんだんひどくなることも。

膝の痛い方でも、病院ではおかしなところはないといわれましたという方もいます。これは後者です。
この場合は症状が改善すると簡単には再発しません。

健康的に生きていく上で大事なのは、前者にならないこと。
つまり構造的な変化がおきる前に対策をすることです。

膝が痛いときに最初から骨がおかしいことはまれです。
でも太ももの筋肉が減少していることはよくあります。

この段階で何とかしなければなりません。
たとえ症状が消えたとしても。
毎日の繰り返される膝への刺激をやわらげて、軟骨がすりへらないようにしましょう。
そのためには太ももの筋肉をつけることが必要です。
つまり適切な運動が治療法です。

あまり好まれませんが、これが一番。
痛みを減らすのに、薬、サプリメント、マッサージ、鍼、サポーターなどなど効果のあるものは沢山あります。
でも本当に必要なのは、痛みの取れた後の治療です。
薬でもなく、サプリでもなく、マッサージでもなく鍼でもなく、運動をすること。

あなたの症状はなんですか?
その原因に思い当たることはありますか?
痛みをとる治療以外にアドバイスをうけたことがありますか?

どんどん聞いてみましょう。
お医者さんも、リハビリの人も、看護師さんもできることを教えてくれるはずですよ。
もちろん私もアドバイスします。

今日書いたことは、症状の原因で治療がちがいますよ。
なおる状態のうちに本当の治療をしましょう、ということです。
この本当の治療ですが、実は予防とも呼ばれています。
予防法は治療法でもあるのです。

 

 

投稿者プロフィール

有馬 智志
有馬 智志院長
平成14年に国家試験に合格し、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。2年間の整形外科勤務の後、平成16年にあさひ鍼灸院をはじめる。
くわしくはプロフィールのページをご覧下さい。

所属
全日本鍼灸学会
全日本鍼灸マッサージ師会
鹿児島市保険鍼灸師会 理事